2005年01月31日
秋津嶋の旅(3)-吾妻の国(1)−房総「妙の浦」
特別天然記念物、鯛の浦タイ生息地。海面に浮上した真鯛の群れ。
(旧暦 12月22日)
しばらく房総に旅に出かけていました。
菜の花やレンゲの花が咲く季節には早すぎたので、何となく寒々しい旅でした。
千葉県安房郡天津小湊町小湊にある内浦湾の東側に、深海性回遊魚の鯛が群生する珍しい海域があり、国の特別天然記念物に指定されています。
内浦湾内、日蓮大聖人(1222〜1282)の誕生寺前の船着場から東南方へ船で5分くらいの海域で、伊貝島、弁天島などの近海に多数のタイが群生するので、「妙の浦」と呼ばれています。
ここに集まるタイは大部分がマダイで、他にクロダイ、メジナ、イスズミなどが混じっているそうです
マダイは、深さ30〜150mくらいの海中に生息し、普通はその中間層あたりを泳いでいる定着性の近海魚です。
しかし、「妙の浦」は10〜30mの浅海で、しかもタイは限られた狭い海域に生息し、人間の与える餌(魚の切身)を食べるのは、他に見られない現象だとか。
池のコイと同じでしょうね。
承久4年(1222)、日蓮大聖人が生まれた時、鯛が集まってきて跳びはね祝ったとの伝説があり、この地では鯛は大聖人の使いと考え、決して捕獲しない慣わしになっています。
ただし、旗印のある直径300m前後の狭い範囲で、その他には網を入れても良いそうです。
この鯛を見る遊覧船が鯛の浦会館から出航しエンジン音が聞こえてくると、餌を求めて鯛などの魚が浮き上がってきます。
当日は水温が低く、タイは見られないといわれていましたが、遊覧船が餌を撒き始めると、無数のタイが近寄ってきて、圧巻でした。
もっと暖かくなると、たくさんのタイが浮かび上がってくるのでしょうね。
しかし、「妙の浦」は10〜30mの浅海で、しかもタイは限られた狭い海域に生息し、人間の与える餌(魚の切身)を食べるのは、他に見られない現象だとか。
池のコイと同じでしょうね。
承久4年(1222)、日蓮大聖人が生まれた時、鯛が集まってきて跳びはね祝ったとの伝説があり、この地では鯛は大聖人の使いと考え、決して捕獲しない慣わしになっています。
ただし、旗印のある直径300m前後の狭い範囲で、その他には網を入れても良いそうです。
この鯛を見る遊覧船が鯛の浦会館から出航しエンジン音が聞こえてくると、餌を求めて鯛などの魚が浮き上がってきます。
当日は水温が低く、タイは見られないといわれていましたが、遊覧船が餌を撒き始めると、無数のタイが近寄ってきて、圧巻でした。
もっと暖かくなると、たくさんのタイが浮かび上がってくるのでしょうね。
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