日本(1)-予科の歴史は43年!

嘉穂のフーケモン

2004年12月05日 14:33

 

 (旧暦10月24日)

 第3回北大寮歌祭が今年も、12月4日(土)13時から大田区産業プラザで開催されました。
 北はもちろん北海道札幌、そして北上、仙台、福島、南は九州、大阪、名古屋、静岡、そして東京、神奈川、埼玉、群馬、千葉、茨城、さらにはオーストラリアのブリスベーンから100名を越す懐かしい友どちが集いました。

 北大を愛し、寮歌を愛し、そして友を愛し・・・
 不肖、わたくし「嘉穂のフーケモン」も前半の司会を仰せつかり、無事大役を務めることが出来ました。

 来賓として、北海道帝国大学予科最後の教授であり、その後新制北海道大学で長く統計学の教鞭を執られた山元周行(かねゆき)先生もお元気に参加しておられました。

 ところが、この大先生の前で、「予科は大正7年勅令第44号によりうんぬん・・」と一夜漬けの不勉強を晒すという失態を演じてしまいました。

 予科関係者は山元先生お一人であったし、先生が挨拶の中でやんわりと訂正して下さいましたが、他の諸先輩がおられたら切腹ものでございました。

 正式には、「札幌農学校は、明治40年勅令第237号により東北帝国大学農科大学となって予科が併設され、大正7年勅令第44号により北海道帝国大学となり、予科も、昭和25年3月まで43年の長きにわたって歴史を築いてまいりました。」と紹介すべきでありました。

 山元先生の訂正された「予科の歴史は43年!」を今後は忘れず、後輩に繋いで参ります。
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