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2004年11月22日

パイポの煙(2)-松岡正剛の千夜千冊

 パイポの煙(2)-松岡正剛の千夜千冊

 (旧暦10月11日)

 2000年2月23日、突如ウェブ上に発表しはじめた千夜千冊。
松岡正剛なる人物、今もってよく理解できぬ人であります。

 『むかしシェラザードは王のために命をかけて千と一夜の物語を終えて妃となった。いま松岡正剛は私たちのために千夜をかけ、全知全能を傾けて千冊の書を読み解いた。』福原義春(株)資生堂取締役会長
 第一夜【0001】2000年2月23日、中谷宇吉郎『雪』1940年岩波文庫に始まり、第千夜【1000】04年7月7日、良寛『良寛全集』(上下)1959年東京創元社に終わる膨大な書評、400万字に及ぶ文章に加え、1万人にとどく登場人物、案内された大量の参考書籍、一人として重複しない登場人物等々・・・

 4年5ヶ月で千冊と一口に言っても、毎夜、A4用紙20〜30枚に及ぶ膨大な書評の数々、とても人間業とは思えませぬ。

 一日40km、山中を飛ぶように歩くと言う千日回峰行は、比叡山延暦寺の荒行を代表するもので、この行は7年間に千日を費やして、比叡山1周をかけめぐり、ときには京都市街を巡拝します。800日は1日およそ60kmを歩く。900日は「京都大廻り」が加わり、歩く距離は1日85km。寝る時間は2時間くらい。これを4万km、地球1周の距離をまわるといいます。

『松岡正剛という人物を一言で説明してもらいたいと言われたことがある。なんのためらいもなく、「平成のダヴィンチともいうべき知の巨人です」と答えた。』
井上ひさし

 松岡正剛の千夜千冊
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1000.html

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Posted by 嘉穂のフーケモン at 23:09│Comments(0)パイポの煙
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