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2005年05月13日

パイポの煙(17)−暦(こよみ)

 

 九段坂の常夜灯
 
 (旧暦  4月 6日)

 花袋忌  小説家・田山花袋の昭和5年(1930)の忌日。

 古来日本は、中国や朝鮮半島の百済や新羅から様々な文化を教わりながら、日本独自の文化を培ってきました。稲作技術や生活習慣、政治体制など、実に多彩な影響を受けて、ようやく今日の日本ができました。

 そのような生活習慣のひとつに、暦(こよみ)があります。

 今、世界で用いられている暦には、「太陽暦」「太陰暦」「太陰太陽暦」の3種類があります。

 「太陽暦」は、地球が太陽の周りをまわる周期(太陽年)のみを元にして作られた暦法で、現在世界標準暦になっているグレゴリオ暦は、それ以前に使用されていたユリウス暦に修正を加えてできた太陽暦の一種です。

 「太陽暦」に基づく暦法には、そのほか、イラン暦(ペルシャ暦)やマヤ暦など全部で12種類ほどあるようです。

 1582年10月15日からイタリア、スペイン、ポルトガル、ポーランドで導入され、順次ヨーロッパ圏内のカトリック教国に広まっていきました。

 日本では、天保暦の明治5年12月3日がグレゴリオ暦の明治6年(1873)1月1日になりました。  続きを読む

Posted by 嘉穂のフーケモン at 18:31Comments(0)パイポの煙