2005年03月19日
となり村名所あんない(13)−文京村(2)-赤門
御守殿門
(旧暦 2月10日)
東京大学(本郷7丁目)のシンボル「赤門」は、11代将軍家斉(在1787〜1837)の娘溶姫(やすひめ)が、文政10年(1827)、加賀藩102万5千余石第13代前田斉泰(なりやす)に嫁いだときに造営された薬医門で、両側に唐破風造りの番所があり、千鳥の棟瓦には三葉葵の徳川家の紋、軒の丸瓦には前田家の梅鉢の家紋があしらわれた最高の格式の武家屋敷門です。
将軍家の権勢を象徴する丹塗りの門としては現存する唯一のもので、国の重要文化財に指定されています。
我が板橋村でも金沢との交流姉妹都市を結んでおり、何とか板橋村を観光面でアピールしたいのですが、如何せん、文京村は上屋敷、板橋村は下屋敷、文京村は東京大学、板橋村は「嘉穂のフーケモン」の邸宅(?)と知名度においては全く比較になりません。残念! 続きを読む