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2005年02月13日

新生代(3)-第三紀(3)-アンブロケタス・ナタンス

 

 アンブロケタス・ナタンス(Ambulocetus natans)国立科学博物館

 (旧暦  1月 5日)

 平成4年(1992)、ノースイースタン・オハイオ大学医学部(Northeastern Ohio Universities College of Medic)のハンス・テービスン(J.G.M. Hans Thewissen)博士のチームは、パキスタン北部パンジャブ州カーラチッタ丘陵(Kala Chitta Hills)の4900万年前の新生代第三紀始新世の海の岩の中から、現在のクジラと彼らの陸上の祖先の中間に位置する動物のほぼ完全な骨格(80%)を発見しました。

 大きな足部と強靭な尾は、泳ぎに優れていることを物語っていましたが、脚が太く、また、肘や手首の関節が動くことから、陸上でも動き回ることができたと判断されました。

 テービスン博士は、そのクジラにアンブロケタス・ナタンス(Ambulocetus natans)と名付けました。  続きを読む

Posted by 嘉穂のフーケモン at 21:16Comments(0)新生代