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2005年01月20日

漢詩(1)-杜牧(1)-禅院に題す

 

 杜牧(803〜852)

(旧暦 12月11日) 大寒

 禅院に題す

  觥船(こうせん)一棹(いっとう)すれば 百分空し
 十歳の青春 公に負(そむ)かず
 今日 鬢糸(びんし) 禅榻(ぜんとう)の畔(ほとり)
 茶煙軽くあがる 落花の風

 大きな船形のさかずきを、ぐいと棹(さお)さすように傾ければ、酒はたちまち空となる。
 十年に及ぶ青春の日々。私は公(おまえ)の本性に負(そむ)くことなく、思うがままに生きてきた。
 そして今、両鬢(びん)に糸のような白髪のある老いの身となって、寺院の榻(こしかけ)に座っている。
 花びらの散る春風の中、茶を煮る煙が軽やかにゆらぎのぼるのをみつめながら。
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Posted by 嘉穂のフーケモン at 16:52Comments(0)漢詩