2004年11月27日
クラッシック(2)-ラフマニノフ(1)-ピアノ協奏曲第2番
セルゲイ・ラフマニノフ(1873〜1943)
セルゲイ・ラフマニノフ(1873〜1943)は、ロシアが生んだ偉大なる作曲家であり、ピアニストでした。ロシア革命(1917)でアメリカに逃れ、その後、ヨーロッパとアメリカを行き来しながら演奏活動を続けました。
このピアノ協奏曲第2番ハ短調は、強度の神経衰弱から解放された1900年秋、シャリアピンが北イタリア・ジェノバに借りた家に滞在して曲想を練り、1901年に完成しました。
第2楽章は、デビッド・リーン監督による1945年のイギリス映画『逢びき』で使われ、大変有名になりました。
私も学生のときこの映画を見て感動し、早速LPを購入した思い出があります。
今は、CD(LONDON)でヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(1984)盤を愛聴しています。
第1楽章のロシア的で重厚な始まりが大好きです。